本日は、旭水荘新年会として特別なお食事を提供させていただきました。
新年会メニュー
・海鮮丼
・紅白なます
・麩とゆり根のお吸い物
・水仙の練りきり
栄養士が、ご利用者の皆さんが大好きなお刺身で新年のお祝いを感じていただけるメニューを考えました。
ご利用者様から、「きれいで華やか」「今年の初めにこんなごちそうが出るのはうれしい」と感想をいただきました。
新年早々の1月7日に1都3県に緊急事態宣言が出され危機感を感じずにはいられませんが、今年は、旭水荘開設40周年を迎える年でもあります。昨年から介護用のリフトを導入したり、技能実習生の受入れも決定したりと節目であり変化のある年になります。
混沌とした世のなかですが、希望を持ち、日々前進することで更なる発展の年になるように、努めていきます。
例年なら、家族会の皆様とご利用者様と一緒に、わいわい賑やかに臼を囲んでお餅つきをするところですが、今年は新型コロナ感染防止のためこじんまりと職員だけで餅つき機でつきました。
1斗6升8合、7臼分を餅つき機2台がフル回転です。
次々と丸めて並べていると、いい匂いに誘われたご利用者様が覗きに来て、「きれいな餅ができゅうるなあ」「食べたいなあ」と声をかけてくれました。中には「昔は親戚中集まって餅をつきょうたなあ。あの頃がよかった」と昔を思い出し、涙ぐまれる方もいました。
並べた丸餅が冷めたら、食べやすいように4つに切って冷凍保存したらお正月の準備完了です。
来年創立40周年を迎える旭水荘では、お正月三が日のお昼ごはんはお餅と決まっていて、創立以来伝統的に守り続けています。特別養護老人ホームでは珍しいことのようです。
コロナ禍で一番の楽しみはやはり食事です。
三が日は、鰤のお雑煮・ぜんざい・鮭のお雑煮とお餅三昧で過ごしていただく予定です。
お餅を頬張るみなさんの笑顔が目に浮かぶようです。
忘年会 お食事メニュー
・巻き寿司
・いなり寿司
・サーモンと海老の握り
・カニ酢
・茶碗蒸し
・デザート
今年の忘年会は、今年度の他の行事と同様に、新型コロナウイルス対策のため、対面式ではなく横並びの配席で召し上がっていただきました。
ご利用者様からは、「おいしい」「食事を見るのも楽しみ」と嬉しいと言葉もありましたが、今年1年を振り返っていただくと、自由に面会が出来なかったり、外出ができなかったりする悲しさが一番に聞こえてきました。
まだまだ、油断のできない状況は続きそうですが、その悲しさを埋められるように、豪華な食事やコロナ禍でも楽しんでいただける行事を考えて取り組んでいこうと思います。
何より、一日も早く当たり前の日常が戻ることを祈っています。