例年なら、家族会の皆様とご利用者様と一緒に、わいわい賑やかに臼を囲んでお餅つきをするところですが、今年は新型コロナ感染防止のためこじんまりと職員だけで餅つき機でつきました。
1斗6升8合、7臼分を餅つき機2台がフル回転です。
次々と丸めて並べていると、いい匂いに誘われたご利用者様が覗きに来て、「きれいな餅ができゅうるなあ」「食べたいなあ」と声をかけてくれました。中には「昔は親戚中集まって餅をつきょうたなあ。あの頃がよかった」と昔を思い出し、涙ぐまれる方もいました。
並べた丸餅が冷めたら、食べやすいように4つに切って冷凍保存したらお正月の準備完了です。
来年創立40周年を迎える旭水荘では、お正月三が日のお昼ごはんはお餅と決まっていて、創立以来伝統的に守り続けています。特別養護老人ホームでは珍しいことのようです。
コロナ禍で一番の楽しみはやはり食事です。
三が日は、鰤のお雑煮・ぜんざい・鮭のお雑煮とお餅三昧で過ごしていただく予定です。
お餅を頬張るみなさんの笑顔が目に浮かぶようです。